旅行記

ベルリン~ザグレブ


ベルリンはとてもシンプルな感じがしました。ドイツにいつも感じる以上にシンプルな感じでした。
街自体やデコレーションはもちろんですが、自然も何かそんな感じです。まあ冬と言うこともありますが、旧東のドイツは初めてだったので、また違った感じでした。
でもやはり寒い、風情も。味気がないと言うか、色彩が乏しいというか…。
着いたのが日曜日と言うこともあって“市”に出かけたのですが、ガラクタ市(骨董市)には興味がなく、アーティストたちが集まっていた所を見てみました。作品は結構どれも前衛的なものが多く、
ミュンヘンに住んでいた私のいとこが「東出身の子はすぐわかって、意外に過激なファッションをしている。顔中にピアスの穴を開けたりとか…」と言うのを思い出しました。寒さに耐えかねて戻ったホテルから今までの中でもきれいーと思える夕日が見られました。夕日は西日を我慢したご褒美と
いつも思っているのですが、今日は寒さに対してのご褒美かも…  
とも思えるなんとも素敵な夕焼けでした。シンプルな中にあるだけにその自然の美しさは格別でした。

そして、ザクレブに来ました。クロアチアは初めて。来るまでの私の手帳のクロアチアのページには、“1クーナ=22円”とあるだけで他の情報は何もなく、そんな中で来たザクレブでした。
ここは暖かーい。冬のヨーロッパとは思えないぐらいの“お日様”で、なんとも気持ちがいい感じです。
足取りも軽く街に出ましたが、遠くからはきれいな建物も側で見ると痛々しい状態で、
これは内戦の跡なのか、ただメンテされていないことなのか…。とにかく発展ということではなく、
でも途上なのですね。と言う感じでした。クロアチアにはあまり地場の工業製品はなく、
イタリアや他の国からの商品を売っている感じでした。(特に私の探しているテーブルウエアーや雑貨などは)。
布類が良いのがあると聞きましたが、手工芸品になっていて、高価でした。
そんな中で、イタリアの銀製品を少し仕入れることができました。
あと、“クラシュ”というお菓子の会社が有名らしく賞を取ったという商品(バイアデーラ)を
工場で分けていただきました。チョコレートの消費量はドイツが世界中で一番らしいですが、
ここの直営店舗は街の中心にいくつかあるし、マーケットのチョコ・コーナーを結構占領していました。

ここのメインの店舗のディスプレイはザクレブのデコレーターが手がけられていると言うことでした。
こんな事を言ったらなんですが、ディスプレイも日本の方が優れているような気が…。
だって細やかさが違う感じなんですもの。私の所にいてくれたコーディネーターも今他で活躍していますが、彼女の方がキリッと輝くセンスを見せてくれている感じです。
(又ご紹介します)ショコラは私の店のものの方が断然美味しいし…。
それが別として、国によってショコラの考えも少しずつ違う気もしますが、
どちらの国もチョコは大好きなんだなとつくづく感じます。
フランスはショコラティエが居るほどですし、毎年のサロンドゥショコラを見ても
そのショコラに対する高い意識が窺われますよね。ドイツはマイスターなのかな?
でもまたちょっと違いますね。夏はアイス冬はチョコとわかりやすい感じです。
アメリカでは嗜好品のひとつ。と言った捉え方。エンターテイメントグッズに近い扱いの時もあるようですしね。
ベルギーが本場と言うイメージですが、フランスよりラフで安い気がします。日本はどうなのでしょう?

ザクレブではアパートメントに滞在していました。経営者は日本の、それも大阪出身の女性の方でした。オーナーの山内さんはもうすぐ2児のお母様。今まで、グローバルにこなされてきたキャリアと、
大阪人のあったかさと、もって生まれた可愛らしさを持った素敵な人です。
クロアチアの人とご結婚されて今、2人目の出産をひかえられたお母さんと言うか可愛い人でした。
この人にザグレブに着いてから色々お聞きしたのですが、もう少し早く聞けばよかったと結構後悔してしまいました。
バタバタで来てはいけませんね。3月のインドちゃんと情報収集していくことにします。(と言っても日がありませんが…)
1ベッドルーム+1LDKでキッチンはもちろんレンジ、大きなオーブンまであって、一人で少食の私も、自分の好きなように充実した食事とゆったりした時間を過すことができました。
バスタブも大きく(私は足を伸ばすと沈んでしまいます)きれいなお部屋です。
クロアチアの相場はあまり知りませんが、ここはリーズナブル。安心、満足できるアパートメントです。クロアチアの情報はもちろんですが、的確なアドバイスもいただけます。少し遠い国ですが是非いらしてください。
(写真がないのでリンクしています。ぜひご覧下さい)

ザクレブアパートメント
http://www.zagreb-apt.com/

その人に聞いたカイマックというスプレッダーを買って食べたのですが、これが美味しかったです。
クロテッドクリームよりライトでクリームチーズよりなめらかで。美味しかったです。
そうです。いつも海外では乳製品を解禁しています。こちらのはチーズにして何にしてもおいしいのです。(安いし)
そういえば、ベルリンではソーセージも食べました。カリーブルストという、ソーセージをカットして、
上からカレー粉とケチャップをかけたものが名物なのですが、「そんな容易につかめる浅い味!」と
思っていたのですが、これが意外にいけるので驚きました。我が家はあまりケチャップを使わないのですが、それ用のケチャップを買ってしまいました。肉も、時々食べなければね。

今回、わたしが初めてだったのはヨーロッパの中での移動のフライトをWEB購入したと言うことでした。
今はもうメジャーだとわかったから安心でしたが、WEB上で見ていた時には本当に大丈夫かしら?と不安でした。
まず、ジャーマンウイング、TUL FLYと言う日本では聞かない航空会社だったのと、
19EUR(それに税金と燃料代は同じくつきますが)と、価格があまりに安かったことが不安材料でした。
こちらに来てからは、いたる所でその航空会社をみて安心はしていたのですが、メインでない空港だったり、席は自由だったり。もちろんドリンクサービスはなく、
ほしい時はお金を払って(そう。車内販売って感じです)アメリカの国内線で、イヤフォンとかスナックを売っていたのと同じですね。まあ、遅れもなく事故もなくそれだけで充分でした。

ひとつの航空会社だけでなく、その空路で一番安い航空会社を検索してくれるサイトもあります。
たとえば、今回ベルリンからザグレブに飛んだのですが、帰り便がなく、
ベルリン~ストットゥガルド~ベルリンと違う航空会社でした。ヨーロッパ内の移動は、
エールフランスとSASだけだった私にはセンセーショナルでした。
単にストップオーバーやオープンジョーでない周遊の場合は使う価値ありです。
日本もこんな風になっていくのでしょうか…。

私が自分でコーディネーターに向いていると実感する時がいくつかありますが、
海外に旅に出た時も、そう感じる時のひとつです。与えられた環境で(たとえばホテル)
それが今までには無い場面、良くない状況、限られた材料であっても、その中で如何により良くするか、少しでもベターにする為の工夫がないかと考えることを楽しんでいると感じる時があります。
最高の環境を与えられるのがもちろんベストなのでしょうが、
私はそうでなくても色々考えて楽しむことができるのです。

最小限に与えられた、テーブル、洗面台、クローゼットそれをどれだけ快適に美しく
使っていくかを色々考えてしまいます。創り出していくことより、ある物をより良く作り上げていく。
それがコーディネイトの楽しみと思っているからなのでしょうか。幾度か住み替えた我が家も
“とりあえずこれで我慢”というのではなく“それなりの快適さを!”と色々やってきた感じです。

ドイツに着いた時には非常に寒かったのに、ドイツを出発する時には、とても暖かくなっていました。
2週間の間だったのに…。ドイツと言うとミュンヘンだった私は、フランクフルトに都会のイメージを抱いていました。でもミュンヘンと比べてみて、それほどでもありませんでした。でもベルリンに来てみたら、フランクフルトは都会だと思いました。でもザグレブに来てみたらベルリンは都会だと感じました。で、フランクフルトに戻るとベルリンは田舎だなと感じました。
で大阪に帰ってきたらとてもうれしくなりました。

次はインドです。はぁー。

 

ドイツのベッドメイキングはどこも同じ。シンプルです。私は1人だったのに、くウォータブル(4人部屋)でした。

 

舞台衣装のようなアンティークな古着屋さん。

   
 

同じドイツでも、やっぱり“ベルリン”って感じの建物。

同じドイツでも、やっぱり“ベルリン”って感じの建物。

同じドイツでも、やっぱり“ベルリン”って感じの建物。

ご褒美の“夕日”

 

わずかな間に何色にも、何層にもかわってく…なんて素敵なんでしょう。

 

殺風景と言うか、不安になりそうな空港。

 

市内中央の公園。ドイツと違って、暖かく、日差しもうれしい午後でした。

 

建物の外壁、アイアンワークはどれも素敵だったのですが、傷められていたのが悲しい感じでした。